記事は「日本人に対してどんな印象を持っているか。
そのうえで、日本人がお年寄りに席を譲ろうとしない背景には2つのポイントがあると指摘。まずは、高齢化社会が進んだことでお年寄りがごく普通の存在になったせいもあるのか、若い人たちを中心にお年寄りを大切にするという精神が薄れつつあるという点を挙げた。これは「そもそも譲る気がない人」の場合だが、なかなか鋭い指摘と言えるかもしれない。
もう1つは、席を譲る気はあるのだがあからさまな「譲る」という行為を嫌うケースだ。「席を譲りたい人は、直接立ち上がる。そして『次でおりますので』と言ったり、そのまま別の車両に移動したりする。これは、相手に自分が『席を譲った』ということを察知されたくないからだ」としている。
記事は、中国人を含む外国人が実にまどろっこしいと感じるであろうその心理について「主にお年寄りの『羞恥心』に配慮したものなのだ。
そして、「これで、日本でお年寄りに席を譲らない理由が分かっただろうか。最初は理解できないと思うかもしれないが、そこには文化の違いがある。われわれはその考え方を理解し、尊重すればいいのである」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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