中国メディアの快資訊は16日、日本は世界で見ても銃を使った犯罪が少ない国の1つであると伝え、猟銃は条件を満たせば所持できるにもかかわらず、なぜ日本では銃犯罪がほとんど起きないのかと疑問を投げかけた。
記事は、米国と違って日本はほとんど銃による犯罪や事件は発生しないと紹介。確かに日本は米国ほど簡単に銃を所持できるものではないが、猟銃や空気銃は一定の条件を満たした場合において許可証を取得することができるとし、それでも日本で銃による犯罪が起きないのは不思議だと論じた。
一方、日本の銃規制の法律は「世界的に見ても非常に厳しい」ものだとし、たとえ猟銃などの所持が可能であっても日本の100人あたりの銃所持数は0.6丁にとどまり、米国の88.8丁を大きく下回っていると紹介。銃が社会に流通すれば、銃による事件が起きるのは必然的だとしながらも、日本は流通する量を厳しく統制しているがゆえに銃による犯罪が少ないのではないかと論じた。
また記事は、日本では警察官が犯人と対峙した場面であっても、容易に発砲することは許されない風潮があるとしたほか、自衛隊が射撃訓練を行っても空の薬莢と発砲数が一致している必要があるなど、銃や銃弾に対して非常に神経質な社会であることを伝え、こうした風潮も銃の犯罪抑制に繋がっているのではないかとの見方を示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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