日本は先進7カ国に名を連ねる先進国だが、中国からすれば国土が小さく、人口も中国の10分の1以下である日本が戦争で焼け野原になりながらも、先進国に上り詰めたことが不思議でたまらないようだ。

 中国メディアの快資訊はこのほど、日本は世界が認める先進国だと指摘しつつ、「中国との差がどれだけ大きいか、今日になって思い知らされた」と論じる記事を掲載した。


 記事は、日本が先進国であることは世界が認めていることであると指摘しつつ、その先進国・日本と開発途上国・中国の差はどこにあるのかと主張。そして日本の発展における特徴の1つが「バランスの良さ」であり、貧富の格差や都市部と農村部の格差は相対的に小さく、教育や国民の民度といった点でも地域間の格差はほとんどないと指摘した。

 確かに中国は国民の貧富の格差は極めて深刻な水準にまで拡大しているとされているほか、都市部はもはや先進国と同等の発展を遂げる一方で、内陸部には基本的な生活インフラの整備すら遅れている地域も少なからず存在する。この格差という点では日本と中国の差は大きいと言えるだろう。

 また記事は、民度という点においても「先進国・日本と中国の差は大きい」とし、日本では公共の場所はどこも静かで、大声で騒いでいる人は少ないと指摘する一方、中国では誰もが大声で話し、公共の場所で喫煙する人も多いと強調。また、所構わず痰を吐き捨てたり、ごみをポイ捨てする人も多いと伝え、「民度のレベルの差は非常に大きいのが現状だ」と論じた。

 結論として記事は「人類の歴史から言えば、日本は世界をリードする立場になって日が浅いが、それでも法治国家であること、食の安全が確保されていること、社会保障が充実していることなど、さまざまな点で中国を大きく上回っている」と主張。こうして比較してみると、日本と中国には大きな差があることを思い知らされると伝えている。(編集担当:村山健二)(写真は、中国江蘇省の都市部。提供:123RF)


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