四方を海に囲まれた日本ではさまざまな海産物が豊富に獲れる。また、日本人にとって魚や貝などの海産物は古来より身近な食材であり、こうした要因からか、日本の海産物の価格は中国人から見るとリーズナブルに感じられるようだ。


 中国メディアの快資訊はこのほど、海の近くで暮らし、海産物が身近な日本人が羨ましいと伝えつつ、「中国人は日本を訪れた場合は絶対に魚市場を訪れるべきだ」と伝える記事を掲載した。

 中国は東部の沿岸部こそ海に接しているが、国土の大半は海に接していないため、多くの人にとって海産物はまったく身近な食材ではない。冷蔵や流通にかかわる技術が発達した今でも、日常的に海産物を食べられる中国人は全体の一部と言えるだろう。

 記事は「中国内陸部に暮らす人にとって、新鮮な海産物を口にするというのは非常に難しいこと」だとし、たとえどれだけお金があっても手に入らないものだと指摘。一方、中国の沿岸部では海産物を容易に口にできるが、それでも価格が高く、1回の食事で1ー2万円もすることはざらだと指摘した。

 こうした中国の現状に比べ、日本では新鮮な海産物を容易に手に入れることができるうえ、多くの中国人が好むカキは「非常に大きく、それでいて新鮮」だと指摘。また、日本の魚市場には大きくて珍しい魚もたくさん売られていると伝え、「さすが日本は海産物大国だ」と強調し、海産物が好きな中国人にとって日本はたまらない国であることを伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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