中国メディア・東方網は29日、中国人観光客が最もカモにされるのは日本でも韓国でもベトナムでもなく、「この国」だったとする記事を掲載した。

 記事は「今や多く人が、特に連休の時期になると国外旅行をするようになった。
その一方で、国外の多くの場所ではぼったくりの被害に遭ったり、差別的な扱いを受けたりする」とした。

 そのうえで、「多くの人が知っているだろうが、日本は総じてわれわれをカモにしている。例えば、岩塩を中国人観光客向けに非常に高い値段で売るが、実はとても安い値段で中国から輸入した代物なのだ。そして、韓国も中国人観光客に対してあまりいい思いを抱いていないのだ」と伝えている。

 また、ベトナムも中国人観光客に対する扱いが悪いと指摘。「例えば、ツアーでベトナム旅行をすると、入国審査でパスポートにお金を挟んで出すことが求められ、断ると面倒なことになるのだ。しかも、そのような要求をするのは中国人観光客に対してだけであり、他国の観光客には非常に友好的で低姿勢なのである」と主張した。

 しかし、記事によれば、中国人観光客をカモにしてより多くのお金をふんだくろうとする国は他にあるという。記事は「それは、われわれが最もよく知っている国。そう、わが祖国の中国である。多くの人が、今や貧しい人が国外に行き、金持ちが国内旅行をするといった皮肉めいた冗談を口にする。それは、国内の観光地の多くが、不条理なお金の取り方をすることを意味している。
例えば、国から入場料に関する規制を受けた一部の観光地では、入口をスポットから遠い場所に設置して、有料観光車に乗らないと辿り着けないようにするといったアイデアを繰り出しているのだ」としている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)



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