記事はまず、日本の国土が小さいにもかかわらず経済発展を遂げることができたのには理由があるはずだと主張。その理由について、人口の多さを挙げ、人口が1億人を超えている国は世界に10数カ国しかないが、日本はそのうちの1つであり、十分な数の人口が経済発展に寄与したのだと論じた。
続けて、日本は島国であるため、「海上輸送」の点で便利であることを指摘。それゆえ国際貿易がしやすく、日本は天然資源が乏しい国ではあるものの、海上輸送の利点をいかし経済発展を遂げてきたと主張した。さらに、日本人の「国民性」を指摘し、常に学ぶ精神があるため、中国や欧州、米国など、その時代の最先端の国から学び続け、経済発展に有利な環境を作り上げてきたと論じた。
結論として記事は、「技術開発」や「教育」、「世界に開かれた経済構造」が、国土が小さいにもかかわらず日本が世界第3位の経済大国となることの出来た大きな理由であると主張。近年の中国経済は凄まじい勢いで発展しているが、さらなる発展に向けて日本から学べる点は多いと強調している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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