中国では長距離バスや高速鉄道などに乗車するには荷物検査と身体検査が行われる。また、チケットも身分証がなければ購入できない。こうした中国から見ると、日本はセキュリティがそこまで厳しくないにも関わらず、諸外国と比較するとテロが発生していないのはなぜかと不思議に感じるようだ。
記事はその理由を独自に分析しているが、まず、「テロリストは国内と国外の2種類に分けられる」と指摘し、「日本はほぼ単一民族で成る国家ゆえに宗教や信仰の違いによって生じる分裂が少ない」と主張、それゆえ、日本人テロリストの数は少ないと分析した。
また、国外からのテロリストについては、日本に対して歴史問題に起因する恨みを抱いている国と言えば、それは中国が該当すると主張する一方、たとえそうだとしても「中国は日本に対して批判的なことを語ったとしても、武力を用いた無差別な攻撃で解決に当たろうとはしない」と主張した。他にも、日本は四方を海に囲まれた島であるゆえに逃走が難しいと分析し、「テロリストもみすみす危険を冒すことはしないだろう」と指摘した。
記事の分析が主張するように、中国は13億を超える人口を抱え、そのなかに人口の大多数を占める漢民族と55の少数民族がいるので、日本と比較するとより多様な習慣、方言、文化が存在する。しかし、それがテロに直結するわけではなく、逆に日本でテロ行為が発生しないとも断定はできないが、今後も日本がテロが起きない社会であり続けることを願いたいところだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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