蘭州拉麺は手打ちのストレート麺に、牛骨ベースの薄味であっさりとしたスープを合わせたラーメンだ。具は煮込まれた牛肉とシンプルで、薬味はパクチーとネギ、そこに辛味油が掛かっているのが一般的だ。中国のどの都市へ行っても、蘭州拉麺の看板を見かけるほど中国では広く親しまれている料理だが、記事は「この味が様々な種類のラーメン店がある日本に進出し、人気を集めている」と紹介した。
中国人の間でも日本のラーメンは美味しいと評判になっているが、逆に日本にある蘭州拉麺の店の前には行列ができていると主張。「並んでまで食べたいと思うほど、日本人の口に合うようだ」と驚きを示す一方、「その値段は1杯で1000円ほどと非常に高い」と強調した。なぜなら、中国では1杯10元(170円)ほどで食べられるからだと指摘した。
つまり、中国人にとって蘭州拉麺は、日本人にとっての立ち食いそばのように安くて美味しい身近な食べ物なので、日本で1000円ほどで提供されていることが驚き以外の何ものでもないようだ。それゆえ中国人ネットユーザーたちからは「儲け過ぎている」という声があがったが、その一方で「中国でも外国の料理が高いのと同じではないか」という声もあった。
蘭州拉麺は味も独特だが、もちもちとした食感の麺を作る際に機械や包丁を使わず、生地の塊を手打ちで細くて滑らかな麺にするのが中国のラーメンの打ち方だ。その姿を見る機会があれば、さすが中国の技と感心させられるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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