日本や欧米の大学では多くの中国人留学生が学んでいる。もちろん日本人や台湾人、韓国人、さらには香港人なども留学しているわけだが、中国人学生から見ると、広いキャンパスのなかでも同じ中国人は「一目で見分けがつく」のだという。


 中国メディアの快資訊は10日、中国人は日本や韓国に比べて「性格」や「気質」、さらには「教養」といった点で難があると主張し、この内面性の違いが行動や振る舞いの違いにつながり、ひいては日本人と中国人を「一目で見分けられる」ようになるのだと伝えている。

 記事の中国人筆者は、2001年に米国に留学していたそうだが、中国人学生と日本や韓国、香港やマカオから来ていた学生は「一目瞭然で見分けがついた」と紹介している。なぜなら中国人の学生は「外見にあまりこだわらず、服装や髪型が適当」だったからだと主張し、これは中国人が内面性を重んじてこなかったため、その場にふさわしい格好ができないのだと論じた。

 続けて、中国人学生は学業は努力するが、内面性や教養といった点で過小評価されてしまうのは非常にもったいないと指摘し、就職の面接などでも面接官に良い印象を与えることができるほど「内面性や教養」は大切なものだと強調。逆に内面性や教養のなさで第一印象が悪くなると、それを挽回するのは大きな努力が必要になると強調した。

 中国では教育といえば、あくまでも学業のことを指し、テストの成績だけが過度に重要視される傾向がある。記事は、「中国人は知識を詰め込むことに重きを置くあまり、得た知識を使う能力である知恵や、芸術の意味を理解する能力を子どもに教えていない」と指摘し、こうした教養の有無が「日本人と中国人を一目で見分けられる」ほどの違いを生み出しているのだと主張している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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