記事はまず、日本がいかにきれいな国かを紹介。訪日中国人の増加で、中国でも日本のきれいさが知られるようになり、ごみが一切落ちていないことが驚かれていると伝えた。また、日本ではごみは分別するのが当然となっており、捨てたいときに適当に捨てて、ごみ箱に捨てることさえしない人もいる中国と比べると、「民度の格差を思い知らされる」と日本のきれいさを称賛した。
しかし、日本と並んで、あるいは日本よりもきれいといっても良いほどの国があるという。それは「シンガポール」だ。記事の中国人筆者は、中国人旅行客には「空気まできれいだ」と感心されていると紹介。痰吐きやごみのポイ捨て、公共の場所での喫煙などが見られないのは、罰則が厳しいためで、きれいでないわけがないと紹介している。
日本も、ごみのポイ捨てなどは法律で禁じられてはいるものの、多くの人は罰せられるのを恐れるというよりも、意識して高いマナーを守っていると言えるだろう。
記事でも紹介しているが、シンガポールは法律が厳しいことで知られている。公共の乗り物では飲食を禁じ、公共の場所での喫煙も、ガムの持ち込みと使用も禁止されているほどだ。しかし、理想的なのは法で取り締まるよりもマナー意識の向上で自主的にきれいな国となることだろう。その点では、日本の方が勝っていると言えるかもしれない。
【関連記事】
貿易戦争に巻き込まれた中国企業、「やっぱり学ぶべきは日本企業だ」=中国メディア
中国人が日本を訪れる理由、それは台湾人の声を聞けば分かる=中国メディア
中国人女性が語る日本「中国国内では絶対にありえないことが起きる国」=中国メディア
日本が中国の最大の支援国だったことを「多くの中国人は知らずにいた」=中国メディア
日本で「空飛ぶクルマ」が実現? 中国ネット「さすが日本、これぞ日本」=中国メディア