中国メディア・東方網は27日、日本の博多ラーメンと中国の蘭州ラーメンを比較する記事を掲載した。中国人観光客に人気の博多ラーメンと、専門店の上陸で日本で人気を集めつつある蘭州ラーメン。
記事の作者はどのように比較したのだろうか。

 記事は、「福岡県の博多ラーメンは日本で非常に有名だ。その特徴は、細い面と濃厚な豚骨スープが特徴だ。ブタの骨をきれいに洗って叩き割り、これを鍋に入れて強火で煮込む。その後弱火にして十数時間煮ると魅惑的な白いスープができるのだ。骨から取ったダシだが、飲んでみると脂っこさがないどころか、爽やかさを感じるのである」と紹介した。


 また、麺についても他の日本のラーメンに比べると個性的で、非常に細く真っすぐであると説明。福岡特産の小麦で作られた細い面はスープを良く吸い込んでくれるとした。そして、博多ラーメンを注文する際にはまず麺の硬さを選択する必要があること、辛子高菜や紅ショウガが欠かせないお伴であることを伝えている。

 そのうえで、中国を代表するラーメンである蘭州ラーメンの特徴を紹介。「蘭州ラーメンはスープが非常に澄んでいて、麺の硬さを選んだりすることはない。ただ、麺の太さは作る人によって変えることができる。
熟練した専門のラーメン職人であれば、麺を髪の毛ほどの細さにまで伸ばすことができるのだ」とした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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