近年日本を訪れる中国人が増加しているのは、日本で「心地よい」体験ができるからだという。中国メディアの快資訊は18日、「日本の公衆トイレは非常に清潔である」という主題で記事を掲載し、日中の公衆トイレを比較して、「中国の公衆トイレといえば臭いのが当たり前だが、日本のトイレは快適で心地よい」と伝えている。


 記事はまず、日本では公共のトイレであってもトイレットペーパーが備え付けられていて、しかも、水に流すことの出来るものであるため、中国のように使用後のトイレットペーパーを備え付けのゴミ箱に捨てる必要はないと紹介し、臭いの元となる汚物がないと伝えた。

 次に、日本のトイレの便器は非常に清潔であることに加え、便座を除菌することの出来る設備が備えられていたりするが、中国のトイレは非常に汚れているため、「便器との距離を取らざるを得ない」と指摘し、その結果として便器周りがどんどん汚れていくと紹介。他にも、日本のトイレは「24時間換気されている」が、中国では換気が悪いため臭いがトイレ内にこもってしまうと指摘した。

 最後に記事は、公共のトイレを清潔に保つには「使用者」の心がけも非常に大切であると分析し、日本のトイレは使用者が清潔に使う心がけがあるからこそ、誰もが快適かつ心地よく使うことができるのだと強調した。

 実際、清掃員がどれほどきれいにしても、使用者の側にきれいに使用する意識がなければ意味がないことだ。中国人の多くも清潔好きである。それゆえ、自宅のトイレは非常に清潔に保とうと努力する。だが、公共の物や場所になると途端に意識が低くなる人が多い。平気でゴミをポイ捨てしたり、トイレを汚してもそのまま放置してあったりする。全体の意識が変化していかなければ中国の公衆トイレは今後も汚いままだろう。今後の変化に期待したいところだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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