中国メディア・東方網は23日、中国人が日本旅行をするうえで気をつけなければならないことを紹介する記事を掲載した。その中には、中国の人たちが日常生活で無意識にやりがちであり、日本人が中国に行くとしばしば感じる、ある行動も含まれている。


 記事が紹介した、日本旅行で注意すべきことは全部で15項目ある。最初の5つは「何を飲み食いするにしても、必ず8%の消費税がかかる」、「タクシー代が非常に高く、空港に行くのタクシーを使うと場合によっては航空券より高いタクシー料金になる可能性さえある」、「日本では思いのほか英語が通じずコミュニケーションに時間がかかる」、「週末はホテルの値段が非常に高くなる」、「日本の飲食店では冬でも氷水が出される」となっている。

 次の5つは、「居酒屋に行くと、注文していないのに有料の『お通し』が出される」、「電車の中では電話の通話が禁止されており、音が鳴らないモードに設定する必要がある」、「歩きたばこをすると冷たい目で見られるうえ、罰金を取られる可能性もある」、「くれぐれも他人をジロジロと見てはいけない。日本人は見られることに慣れていない」、「お年寄りに席を譲っても喜ばれるとは限らない」とした。

 最後の5つは、「ラーメンを食べる時には、麺をすすって音を出す」、「一部の地域ではヤクザが集中している所があり、そのような場所には特に夜には近づかない」、「中国と日本では電気プラグの形が違うので、アダプターが必要」、「他人から受け取ったお札をその場でチェックするのは非常に失礼」、「エスカレーターは、東京では左に立ち、大坂では右側に立つ」としている。

 中国の街を歩いていて日本人がしばしば気になるのは、他人から向けられる「熱い視線」だ。興味を持った相手をじっと見つめる習慣があるのだが、これを日本でやってしまうと、慣れない日本人からは変な顔をされたり睨まれたりする可能性がある。場合によってはトラブルにもなりかねないので、特に気をつけるべきだろう。一方で、日本人としても中国からやって来た人がじっとこちらを見てくるのは興味を持っているからであり、決して「ガンを飛ばしている」訳ではないということを知っておく必要がある。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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