事実、日本を訪れた中国人は「日本ではどこでも読書をしている人の姿を見かける」と驚くという。中国メディアの快資訊はこのほど、「わずかな時間でも自分を高めようと読書をする人は恐ろしい」と伝えている。
記事はまず、中国では多くの人が「忙しさ」を理由に読書の時間がないと嘆いていると紹介。一方、現代はどのような仕事をするにしても「知識」の有無が給与や将来を左右する時代であると伝え、そのためには常に勉強することが必要だと強調した。
続けて、中国人の大半は読書の価値を理解できていないと主張し、知識を獲得できる読書は読み手に莫大な利益をもたらす可能性のある行動であると主張。それなのに中国人の多くは読書すらせず、たまに本を読んでもすぐに内容を忘れてしまうと伝えた。
一方、日本を訪れたことのある人ならば「地下鉄の車内で、移動というわずかな時間を使って読書をする人の姿を見たことがあるはずだ」とし、日本では暇さえあれば本を取り出して読む習慣を持つ人が多いと強調し、こうした努力を惜しまない日本人は恐ろしいと伝えた。
スマホが普及したためか、日本では近年、人びとの読書の時間が減少傾向にあるという。特に大学生では全く読書をしない人の割合が50%を超えているという調査もあるほどで、中国人が日本で「日本人はどこでも読書をしている」と驚く機会はいずれなくなるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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