また、茅台酒は日本でも売られているが、その価格が中国国内より圧倒的に安く、中国人としては「メンツが潰れされた」気持ちになるのだという。中国メディアの一点資訊は、中国の国酒とも言える茅台酒が「安売り」されているのを目撃した中国人の手記として「動揺してしまった」と伝えている。
2018年に日本を訪れた中国人の数は初めて800万人を超えた。空港の免税店をはじめ、中国人が数多く訪れる場所では中国人の消費を見込んで、中国のタバコやお酒が売られている場合が多い。記事が紹介している中国人も、免税店で買い物をしようとしたところ、中国国内で1瓶1000元(約1万6000円)はする高級茅台酒が「非常に安い価格」で売られているのを発見したという。
茅台酒は中国の国酒と呼んでも差し支えないほど、中国国内で高級酒として扱われているが、日本で安い価格で売られているのを目にして、中国人としてはメンツが潰れた気持ちになってしまったようだ。茅台酒は安い酒と日本人に誤認されてしまう可能性があるためだろう。
しかし、記事は「茅台酒は中国国内では人気があるため高額だが、日本ではほとんど飲まれていないため、価格が安いのだ」と主張。一方で、価格の安さにはメリットもあるとし、「中国国内で売られている商品は品質的に安心できないが、日本で売られているものなら安心だ」とし、安心の茅台酒が安く手に入るなら、それはそれで中国人消費者にはメリットがあると伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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