世界3大料理の1つに数えられる中華料理には様々な美食が存在する。一方で、中華料理の食材や調理方法は多岐にわたり、異なる食文化のもとで育った人からすれば「受け入れがたい」と感じる料理が存在するのも事実だ。
中国メディアの快資訊は14日、中華料理のなかには「日本人が酷評する料理もある」と論じる記事を掲載し、中国の食文化の奥深さについて伝えている。

 記事は、中国には非常に多くの「美食」が存在していると紹介する一方、外国人からすると「不可思議」に感じられる食べ物も多いようだと強調し、日本人はどのような「美食」を受け入れがたいと感じるのかを伝えている。

 まず1つ目に紹介しているのは「臭豆腐」だ。臭豆腐は地域によって作り方や食べ方に違いはあるが、その名のとおり「独特の臭い」があることは共通している。非常に強い臭気があって、日本人は「受け入れられない」食べ物と認識していると伝えた。

 次に「豚の大腸」と「豆汁」を紹介している。下処理をしっかりした後の「豚の大腸」は非常に美味で、多くの中国人は豚の大腸を好んで食べている。だが、豚や牛のモツは日本でも食べられている。「豆汁」は豆乳を発酵させた飲み物で、酸味があって独特の味がするため、この味が苦手という日本人は多いかもしれない。

 最後に記事は、羽化する前の鶏卵の中身を食べる料理を挙げた。この料理は「毛卵」、「鶏胎」などと呼ばれていて、受精してからの日数によって中身の形状は異なってくるが、中身を取り出して串に挿して焼いたり、蒸した卵を割りスープと共に食べるのが一般的だ。見た目が非常にグロテスクな料理であるため日本人には受け入れられないと強調した。


 記事は、「日本人が酷評する中華料理」を紹介しているが、中国人が受け入れられない日本食も多く存在している。生食を嫌う中国人は、日本の「刺身」を受け入れられないという人が多い。中国を訪れる機会があれば、日本にはない食文化を体験してみるのも見聞を広げるきっかけになることだろう。ただ、屋台で食べ歩きをする際には、衛生環境が良くないところもたくさんあるゆえ、自己責任で判断して食べる必要があることは覚えておく必要がある。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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