文章は、旅行中は身の回りの物の管理をしっかりし、パスポートなど身分証のコピーを持っておくこと、交通ルールや現地の法律法規を守り、風習や習慣をリスペクトすること、宿泊場所の防災防犯設備や避難経路を確認すること、不法営業の白タクを利用しないことなどを呼びかけている。
また、北海道で昨年から今年にかけて大きな地震が相次いでいることもあり、自然災害に対する注意も喚起。出発前に災害の警戒情報に十分注意し、実際に災害に遭遇した場合は冷静になり、現地の避難指示に従うこと、救助が必要な場合は現地の警察や中国大使館、領事館に連絡を取ることを求めた。
そして、特に2つの事柄について「禁止」を呼びかけている。1つめは生肉、ソーセージ類、ビーフジャーキーなどの肉製品の持ち込みだ。文章は近頃日本では空港や港での荷物検査が厳しくなっているとしたうえで「改めてこれらの物品を日本に持ち込まないよう喚起する。違反すれば3年以下の懲役または100万円以下の罰金に処される」と説明している。
もう1つは、近年問題視されている「国際免許」の使用だ。IDPと称される国際免許の枠組みに中国は参加しておらず、中国本土の運転免許証は日本で使えないこと、非正規ルートで取得したIDPも日本の機関は認可しないことを説明。違法行為が発覚すれば処罰を受けるのみならず、次回以降の日本入国や、日本と安全保障協定を結んでいる欧米諸国の入国にも影響すると指摘した。
文章はこのほか「理性的な消費を心がけ、買い物の落とし穴にはまらないように」ともしており、高額な健康食品の購入には慎重になるよう呼びかけている。
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