中国人は日本製品の品質を評価しているが、日本人にとって中国製品といえば「安かろう悪かろう」というイメージが今も一般的ではないだろうか。中国メディアの今日頭条は7日、こうしたイメージに変化が起きていると伝え、「日本企業は一部の中国製品を前にして、努力することをあきらめた」と主張する記事を掲載した。


 日本メーカーの電化製品を買い求める中国人観光客は少なくはないが、記事は「日本人の家庭にある生活家電はの多くは中国製だ」と指摘し、それ以外にも「衣類、家具、雑貨、玩具、食品、靴」など様々な中国製が日本で販売され、日本人の生活に浸透していると強調。さらに「日本人の生活に密着している100円ショップでも売られている商品の大半が中国製である」とし、日本人はそれを知りながらも、100円ショップの商品を好んで購入していると主張した。

 このように日本人にとって中国製品はもはやなくてはならないものばかりだとし、「日本製品と比較してもそれほど品質の違いを感じず、価格も手頃であることが、中国製品の強みである」と主張した。さらに、中国製の鞄、靴、傘などの軽工業品も日本で圧倒的なシェアを獲得しており、「日本の製造業者は中国製品を前にして、努力することをあきらめた」と主張した。

 しかし、今でも中国人のなかには日本製品を評価し、支持する人は少なくない。それゆえ日本で中国製品がシェアを獲得し、日本人の生活に広く中国製品が浸透していることを少なからず驚きを感じる人は多いようだ。一方、中国人ネットユーザーからは「日本で販売されている中国製品は、日本の要求する基準や規格に合わせて製造された商品で、品質は中国国内で販売されている中国製品と全く異なる」という指摘もあった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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