中国メディアの快資訊はこのほど、日本を訪れた中国人が茨城県で「興味深い光景を目にした」と伝える記事を掲載した。興味深い光景とは、中国では「ホウキを作る」ことにしか利用されていない「ホウキギ(ホウキグサ)」という植物が、茨城県の「国営ひたち海浜公園」では観光資源の1つとして利用されていたことだという。


 ホウキグサは茎を乾燥させるとホウキとして使用することができ、昔は実際にホウキグサがホウキとして利用されてきた。記事は、ホウキグサは生育力が強く、荒地でも生育させることができると紹介する一方、中国ではあまり価値のない植物と見なされていることを紹介した。

 だが、ひたち海浜公園ではホウキグサを大量に植え、季節によって色が赤くなるホウキグサの特性を利用して観光資源にしていると紹介し、秋になると大量のホウキグサが一斉に真っ赤に紅葉することを紹介した。

 さらに、真っ赤に色づいたホウキグサの美しさを見るために多くの観光客が同公園に足を運ぶと紹介し、中国ではホウキにする以外にはほぼ無価値とされているホウキグサがれっきとした観光資源となり、多くの観光客を引きつけていることはまさに「知恵」であり、中国人も訪日した際には見る価値があると伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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