記事は、日本人も豚や鶏、牛肉など肉類を食べるにも関わらず、「羊肉はあまり食べない」と紹介。日本人は中国では一般的でない寿司を好んで生の魚を食べる習慣があり、場合によっては肉も生で食べるのに、と不思議そうだ。
その理由はやはり「におい」にあると言えるだろう。記事は、日本人は羊肉の独特のにおいが苦手なのだと紹介。独特のにおいを消すための調理法もあり、挑戦した日本人もいるが、料理する前からにおいでやる気が失せたのだろうと分析した。この点、中国では蒸す・煮る・焼く・炒めるなどの方法でにおいを消しながらおいしく調理する方法が考案されているので、「羊肉」がこれだけ国民に愛されていると指摘。また、地理的要因で羊を飼うのに適していないというのも、日本で羊肉が広まらない理由の1つだろうと推測した。
なお、日本語で「羊肉」というと「ヒツジの肉」を指すが、中国語の「羊肉」は、ヒツジとヤギを区別してはおらず、「羊肉」というと「ヤギ肉」である場合が多い。とはいえ、ヒツジ肉にしろヤギ肉にしろ、日本ではあまり広まっていないのは事実だ。しかし、昨年には米国産ラムの日本への輸入が約15年ぶりに解禁されている。
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