記事は、日本というと多くの人が街の清潔さ、礼儀を重んじる社会の風潮という2つの印象を持つとしたうえで、近ごろネット上で外国人ネットユーザーが「どうして日本の文化はこれほどまでに礼儀を重んじるのか」と疑問を提起したところ、日本人のネットユーザーから答えがあったとし、その内容を紹介した。
まず、1人めは「日本は島国であり国土面積が狭いため、生きていくには他人との調和がとても重要なのだ。それゆえ、われわれは他人を尊重する必要がある。ルールを忠実に守ることにより、互いに対する尊重を示しているのだ。仮にルールを守らなければ社会から排斥されることになるのだ」と説明している。
また、儀式や形式によって互いにリスペクトを示すことに対して、日本人は同時に一種の快楽を覚えているとも紹介。礼儀を通じて人と人との間に距離を作り、かつ、その距離を保つことで、それぞれの人が心安らげるパーソナルスペースを得ることができるとし、このような営みによって限られた空間の中で他人とトラブルなく一緒に社会生活を送っていくことができるのだと論じた。
2人めは、日本人は確かに細かい部分にまで制約やルールを設けており、外国人だけでなく日本人さえもが面倒だと感じることがあるとの考えを示している。そして「これは日本の社会現象であり、致し方がないのだ」とした。また、日本社会において礼儀を守るというのは規律や規則、命令や支持を守ることで示されると説明。ルールを守らなければ、周囲の人から奇妙な目で見られることになると伝えた。
1人めの意見は、社会の秩序を守りみんなが安らかに暮らすために日本人が積極的に礼節や他人との調和を重んじてきたという見解に沿ったものだ。一方2人めは「自分でも面倒だと思うが、そうやって日本の世の中が成り立っているので仕方ない」という考え方である。
【関連記事】
日本の女性自衛官が観閲式で携帯しているバッグ、中身は何が入っているの?=中国メディア
世界卓球の中国選手と日本選手の試合で、会場全体が日本選手を応援=中国メディア
日本人は毎日のように生物を食べてもなぜ腹を壊さない? 「裏」を見れば理由は一目瞭然だ=中国メディア
信じられない・・・日本人の多くが日本車ではなく、中国製のこの「車」に乗っているなんて=中国メディア
日本の建設現場は、あらゆるものが清潔だった=中国メディア