中国メディア・環球網は、日本企業が子連れの外国人観光客向けに「微に入り細をうがつ」サービスを打ち出したとする記事を掲載した。

 記事は、日本のある企業がこのほど、日本を訪れる外国人観光客のためにホテルの一室などを利用した新たな託児サービスを打ち出したと紹介。
京都を中心に英語でコミュニケーションが取れる子持ちの女性が観光客の子どもの面倒を見るとした。

 また、子どもを預けると同時に、水墨画や日本の工芸、寺院に関連した文化体験も提供するとし、2020年春にはホテルと協力した観光客向けの託児サービスを開始する予定だと伝えた。託児サービスでは日本の子どもたちとの交流の機会も設けられる予定で、子連れの訪日外国人観光客に取っては忘れられない体験になると紹介している。

 記事は、日本では観光客向けに一時保育を実施している保育園や、保育士を配備して託児サービスを行っているホテルもあるが、予約が必要であったり、外国語でのコミュニケーションが困難だったりという状況がしばしば発生していたと紹介。英語が話せる日本の母親がお世話をするということで、外国人観光客が安心でき、思う存分日本旅行を楽しめるのではないかという代表者の話を伝えた。

 中国ではしばしば日本の幼児教育が紹介され、その情操教育や身体鍛錬を重視する方針が高い評価を受けている。今回紹介されたのは託児サービスだが、小さい子連れの中国人観光客に対しては、日本式の幼児教育を親子で体験するというのも日本旅行のコンテンツの1つとして成り立つかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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