記事によると、韓国の首都・ソウルでは不動産価格が高騰し、ソウル市内の住宅が9年分の年収相当になっているという。つまり9年「飲まず食わず」でようやく家が買えるということだ。首都圏に範囲を広げても、少なくとも6.9年は「飲まず食わず」で払うことになると伝えた。
しかも、それは平均年収であり「飲まず食わず」での計算なので、実際には「一生家を変えない」という若者の悲壮な叫びが聞かれるという。韓国人にとって、自分の家を買うということは非常に重要らしい。これは中国人と似た感覚と言っても良いだろう。
しかし前年、前々年と比べると、不動産価格は上がり続けており、不動産購入を重視する韓国人にとって大きな圧力になっているのは事実のようだ。首都圏では引っ越しが多く、居住面積も小さいのに「9年飲まず食わずでようやく買える」ほどの高い住宅を是が非でも買おうとするなら、ストレスになるのも当然だ。
これは、ますます持ち家にこだわらなくなっている日本人とは逆の傾向と言えるだろう。しかし、ストレスで言えば中国のほうが大きいかもしれない。
【関連記事】
中国で最も「険しい道路を走破できる」のは日系車以外に存在しない=中国メディア
訪日中国人が最も印象に残ること、それは日本人にとっては「ごく普通」の出来事=中国メディア
日本人が韓国を初めて訪れると「驚くこと」が5つあるらしい=中国メディア
唐の時代のわが国はきっとこんなだった・・・中国人が京都で浸る感傷=中国メディア
中国は「日本をも恐れなくなった韓国から学ぶべきだ」=中国メディア