この地の現住民であり、中国の少数民族、納西(ナシ)族の一支族であるモソ(摩梭)人は、今でも母系社会の形態を維持している。一族のリーダーは女性で、家を継ぐのも女性だ。ここには結婚という概念がなく、女性が自由に心を許す男性と結ばれる。これは「走婚(通い婚の意)」と呼ばれる。
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また、瀘沽湖のほとりにある山や木には女神の神話があり、例えば湖の北側にある山は女神の化身とされ、「コム山(女山)」と名付けられているという。写真は雲南省で北京五輪の聖火リレーが訪れた際に応援に駆けつけたモソ人の女性たち。
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