中国は日本以上の学歴社会となっていて、幼少の子どもたちでも学校が終わったら塾に通い、その後は膨大な量の宿題をしたりと夜遅くまで勉強している。一方、日本の小学校低学年では1日4-5時限の授業で下校することを聞いて驚く中国人は多い。
中国メディアの快資訊は20日、日本の小学生の1日を紹介する記事を掲載し、「非常に気楽で、羨ましすぎる」と伝えている。

 中国では交通事故や誘拐を防ぐため、保護者が子どもの登下校の送り迎えをすることが一般的となっているが、日本と中国の学校の違いはそれだけではない。中国人からすると最も羨ましい違いは日本の小学校は授業が少ないという点だと伝え、日本の小学校の一般的な「時間割り」の表を紹介し、小学低学年では1日4ー5時限しか授業がないと強調し、「非常に気楽で、羨ましすぎる」と伝えた。

 さらに、日本の小学生の1日は授業数が少ないだけでなく、音楽や体育といった授業があるほか、学校内でおいしい給食も食べることができると紹介し、「日本の小学校では学業にはあまり重きを置いておらず、社会性を学ばせ、子どもの個性や自由な発想を大切にする授業を行なっているようだ」と強調。知識を徹底的に詰め込み、テストの点数だけがすべてといった風潮がある中国の教育方法とは異なっていて、「中国人としては日本が羨ましい」と結んだ。

 確かに中国では小学生の頃から知識を詰め込む勉強が一般的に行われていて、体育などの授業はただ走るだけだったり、割り当てられている時限が極端に少なかったりするのが現状だ。それゆえ、中国では子どもたちの体力低下が問題となっているほか、幼い頃から競争の環境に置かれる中国の子どもたちは大きなストレスを抱えていると言われている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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