日本人は決して派手ではないが外見に清潔感があり、女性も高齢者まで化粧をしていて、「身なりに気を配る」という印象を与えている。しかし、中国メディアの今日頭条は14日、日本人の歯並びが悪いことを指摘する記事を掲載し、「日本人は気にならないのか」と疑問を呈した。


 実際、中国と比べると日本では八重歯も含めて歯並びの悪い人が多いようだ。記事は、ネット上であるカナダ人がこの件について質問し、各国の人が回答していたことから、気になっているのは中国人だけではないようだとしている。

 回答の中には、「逆に質問だが、なぜ米国人は完璧な歯並びを追求するのか」、「日本人(と英国人)は北米人ほど歯の完璧さにこだわらない」というコメントがあり、米国人は歯並びにこだわる傾向があることがわかる。また、日本人の歯並びを気にするのはやはり中国人が多いようで、「こういうことを言うのは反日の人」という人や、確かに中国人の歯並びは日本人よりも良いが「中国人の歯は汚れていてケア不足」との指摘もあったそうだ。

 では、日本人自身は歯並びについてどう捉えているのだろうか。記事は、日本人数人にインタビューしたある番組を紹介。その結果、歯並びが悪いという自覚はあるが、必ず矯正しなければならないと思っているわけでもないことが分かったと伝えている。歯並びが悪い理由として、「軟らかものばかり食べている」ことと、「萌え文化」の影響もありそうだと分析している。

 記事では、中国人には気になるとしているが、記事に対するコメントを見ると、八重歯を肯定的に捉えている人が多かった。「個人的には可愛いと思う」、「山口百恵の八重歯は良かった」などむしろ好感を示す人や、日本の美的感覚が中国と違い「歯並びが悪いのを美しいと感じるのでは」、「自然な健康美が評価されるのでは」と分析する人もいた。さらには、「みんながそうだから違和感がない」という意見もあった。

 とはいえ、歯並びやかみ合わせの悪さは健康にも影響を与えるものであり、良いことに越したことはないだろう。
日本では米国や中国ほど気にされていないにしても、これからはもっと硬いものを食べるようにしたほうが良いのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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