
記事は、中国中央テレビ(CCTV)のベテラン人気キャスターである白岩松氏が先日、CCTVのニュースの中で、日中両国の海外リーグ所属選手数の差をテーマに日中サッカーの現在の差について語ったと紹介した。
そのうえで、今年年初の移籍市場では8人の日本人選手が戦場を海外リーグに移したのに対し、中国は2人にとどまったとしたほか、夏の移籍市場では日本人選手が10人も海外移籍したのに対し、中国選手は1人もいなかったと伝えている。
そして、中国サッカーにも造詣が深いとされる白氏が「中国はこの夏、移籍組が増えないどころか、若い選手が何人か国内に帰ってきてしまった。逆に日本は今年に入ってすでに18人もの選手が海外に行った。補欠つきで1チーム作るのに十分な人数だ。かたや中国はたった2人、フットサルをやるにも3人足りない」と評したことを紹介した。
白氏はまた、今夏に日本から海外に移籍した10人のうち6人が23歳以下であることも指摘。いずれもJリーグで主力級の選手であるにもかかわらず、日本サッカー全体の利益を考えて各クラブが移籍を支持しているとしたほか、ユース育成体制が十分整っており「出ていく人がいる一方、代わりの選手がどんどん出てくる」状況だからこそ、大量移籍が実現するとの見方を示している。
一方で、中国サッカーについては「お金を使って外国の選手や名コーチを買い集めた以外、この夏はわれわれにとって何のメリットもなかったように思える」と断じた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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