5月24日に行われたプロボクシングの世界戦後に急性硬膜下血腫のため緊急開頭手術を受けた、前IBF世界ミニマム級王者・重岡銀次朗(25)=ワタナベ=が6日、大阪市内の病院から故郷の熊本県内の病院に転院したことが分かった。日本ボクシングコミッション(JBC)が12日、明らかにした。

 重岡はインテックス大阪で行われたIBF世界ミニマム級タイトルマッチで判定負け。判定を聞いた直後にリング上で意識を失い、会場に待機していた救急車で病院に搬送された。6月下旬に集中治療室(ICU)から一般病棟に移っていたが、現在も意識は回復していないという。

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