大相撲の夏巡業が10日、山形・山辺町で行われ、名古屋場所(IGアリーナ)で初優勝した幕内・琴勝峰(佐渡ケ嶽)が、ぶつかり稽古で胸を出すなどして調整した。
山形県は師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)の地元で、部屋の後援会の拠点もある縁が深い土地。
また前日の9日には優勝祝いとして部屋の後援会から、地元名産の米沢牛10キロが贈られたといい、「すごいたくさんいただきました」と明かした。山形の存在について「毎年必ず行っているので、馴染みのある場所になっている」と話した。
夏巡業は31日まで続くが「体調崩さず、ケガのないように務め上げていきたい」と意気込んだ。