法務省の在留外国人統計によると、2018年末時点における日本在住の外国人の数は273万人に達し、そのうち中国人は全体の約30%にあたる76万人に達し、前年に比べて4.6%も増加した。

 日本は少子高齢化によって労働力不足に直面しているのは事実だが、なぜ日本で暮らす中国人は増えているのだろうか。
中国メディアの快資訊はこのほど、これだけ多くの中国人を引き寄せている日本の魅力は何なのかと問いかける記事を掲載し、「その魅力はたくさんあった」と伝えた。

 記事はまず、これまでも中国人が日本へ移住することはあったとしながらも、近年は日本に移住したいと考える中国人が増え続けており、実際に日本に渡る中国人は多いと強調。日本はそんなに良い国なのかと問いかけた。

 続けて、中国人にとって日本は決して中国より生活しやすいわけではないとしつつも、日本人は他人に迷惑をかけることを避けると同時に他人を尊重するゆえ、中国よりも生活していて心地良いのは事実と伝えた。

 また、日本は工業の発達している国であるが青空が広がっていて、中国のように常にスモッグがかかっているわけではないことや、治安が良いことを紹介すると共に、最も大きな理由は日本の福利厚生が良いことにあると分析。日本では義務教育が無料で受けられることや、保険制度が完備されているため進んだ医療を安く受けられることは、大きな魅力となっていると強調し、「中国人が日本へ移住する理由はたくさんあるのだ」と論じた。

 中国でも都市部ではハード面の整備が進み、人々の生活は便利で快適なものになっている。だが、記事でも紹介されていたように、福利厚生の点から言えば日本のほうが享受できる利益は大きいと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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