中国では日本と同じように米が主食の1つとして扱われており、米の味にこだわりを持つ人は少なくない。中国メディアの今日頭条は4日、中国人の多くが「日本の米は中国の米より美味しい」と感じる理由は「管理に違いがあるため」と指摘し、日本の精米管理を紹介する記事を掲載した。


 中国では近年、日本米の美味しさが評価されるようになり、日本のブランド米が人気となっている。また、日本を訪れて白米を食べた中国人は口をそろえて「中国の米よりも美味しい」と語っているという。記事は、普段から米を食べ慣れている中国人からしても「日本では白米が主役になれるほど美味しい」とし、白米の美味しさを味わうためのシンプルなおかずでも十分なご馳走になると主張した。

 続けて、日本米の美味しさを引き出しているのは「管理」にあるとし、日本の農家は収穫後、地域ごとの農協に米の管理と販売を任せているが、そこで統一された品質管理と販売が行われていると説明。また、「保管、精米、出荷」する過程で、何度も機械によって石や金属などの異物が取り除かれ、最終的に砕けた米すら混じっていない状態で販売されることや、専用の機械を用いて「米の美味しさを引き出すための温度、湿度の管理がされている」ことが、米の均一な品質と美味しさにつながっていると主張した。

 中国で販売されている米の品質は値段によって大きく異なるが、日常的に食べられている米はスーパーで山積みされ、量り売りで販売されている。消費者は直接手で触り、砕けた米の混じり具合や異物や臭いを確かめてから購入するが、売り場で異物が混入したり、臭いが付く可能性は否めない。

 日中では米の品種や炊飯器にも違いはあるが、日本で行われている徹底した管理も米の美味しさに大きく関係していると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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