記事はまず、日本以外の空港では荷物が「暴力的」な扱いを受けるのは普通のことだと紹介。中国国内をはじめ、ハワイやロシアなど、多くの動画を掲載しているが、いずれも空港職員が高いところから荷物を落としたり、力任せに投げたことで壁にぶつかったり、トラックの荷台から地面に落下したりしている様子が映っている。重い荷物を扱うので仕事が大変なのは分かるが、「暴力的」という言葉がぴったりで、こうしたところに自分の荷物を預けたいと思う人はいないだろう。
それと比べると、日本の空港では貴重品を扱うかのように扱いが非常に丁寧だと称賛。手袋をはめて荷物を大切に扱い、楽器のような壊れやすいものは専用の箱に入れるほどで、「自分の荷物を扱うよりも丁寧なのではないか」と感心している。さらに、記事は、日本では「荷物が壊れないだけでなく、なくなることもない」と指摘している。
記事によると、一般に空港ではロストバゲージの問題は「1000人に6個以上」の割合だという。しかし、日本ではほとんど発生していないと感心し、理由は先進的な設備のおかげと紹介。これは、サービスが細かくサービス業としての自覚が高いことにあるとして、「安全で速く、正確で、心を込めている」と称賛した。
客の荷物を大切に扱うのは、サービス業なら基本的なことだが、日本ではそれが徹底されていると言えるだろう。
【関連記事】
半導体材料だけじゃない! スマホに必須の「あれ」も日本の独壇場だった=中国
ベトナム・ハノイの汚染川、日本の専門家のおかげで「きれいに」=中国メディア
電車の車内に貴重品を置き忘れた! だが「十中八九、戻ってくるのが日本」=中国
現代中国語には「日本語由来の単語が大量に存在する」って本当なの? =中国メディア
新幹線と中国高速鉄道、どちらが「より先進的で優れているのか」=中国