中国でも、最近では飲酒運転を厳しく摘発するようになっているが、運転手側は飲酒運転の危険性に対する意識がそれほど高くはなく、酒気帯びの状態で運転してしまう人が後を絶たない。しかし記事は、日本人は酒好きではあるものの「酒を飲んだ後は運転しない」ことが常識となっており、「日本は飲酒運転が少ない」と紹介。その理由について分析した。
記事によると、日本で飲酒運転が少ないのは民度の問題ではなく「法律が厳しいからだ」という。日本では、飲酒運転で罰せられるのは運転手だけではない。同乗者や自動車を貸した人も処罰の対象になる。罰則も厳しく、酒気帯び運転の場合3年以下の懲役又は50万円以下の罰金、酒酔い運転では5年以下の懲役又は100万円以下の罰金が科せられる。
この点、中国では酒気帯び運転の再犯の場合でも拘留10日以下と罰金1000ー2000元(約1万5000ー3万円)と、日本と比べると厳しくなく、これが飲酒運転による事故の多さに直結しているのかもしれない。記事は、「中国では酒気帯び運転に厳しくないとはいえ、酒を飲んだら運転しないでほしい」と呼び掛けている。「絶対に運転してはいけない」ではないあたりが、認識の甘さを感じさせる。
日本でも、昔からこれほど飲酒運転が少なかったわけではない。
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