その理由の1つが、飛行機であっという間で着いてしまう「距離の近さ」と、「ビザ」の取りやすさだ。上海から東京までは3時間弱ほどしかかからず、確かにかなり近いと言えるだろう。また、中国人旅行者に対するビザの緩和でより行きやすくなったという。
しかし、「行きやすい」のと「何度行ってもまた行きたい」場所というのはまた別の話だ。なぜ日本は中国人にとって何度でも行きたくなる国なのだろうか。その理由として記事は、日本はどこに行っても「気分が良い」ことを挙げた。利用者に優しい設計があちこちに見られ、民度も高いので滞在していて気分が良いそうだ。具体的には、列に割り込まれる心配とストレスがなく、道を渡るのも「危険を冒す必要がなく」、中国と違って車は自ら停止してくれると紹介した。
また、旅行の目的の1つでもあるショッピングや美食も「想像を超えるほど」素晴らしいことも理由として挙げた。日本のお菓子は「驚くような味」が多くどれも魅力的で、陶器やガラス工芸もどれも美しく、小型家電は「乙女心をくすぐる」見た目の良さだと紹介。美食に関していうと、筆者はラーメンの半熟卵に心をつかまれ、すき焼きのおいしさには「ご飯が3杯は軽くいける」と感激し、「ただ油で揚げただけではない」天ぷらや、「国宝級」の神戸牛、さらにはたこ焼き、たい焼き、どら焼きなどのB級グルメもおすすめだと伝えている。
こうしてみると、日本は中国にとって良いことだらけの旅行にぴったりな場所になっており、訪日中国人が増加し続けているというのもうなずける。独特な魅力を持った日本は、これからも観光客に愛されることだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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