記事は、日本の串焼き料理のなかで最も有名なのが、鶏肉を用いた焼き鳥であると紹介する一方で、小さなニワトリといえども肉の部分から内臓に至るまで、全部18の部位を焼き鳥の材料として用いることができるのだとした。
そのうえでまず、もも肉、むね肉、手羽、ささみといったおなじみの肉の部位を用いた焼き鳥を紹介。中でも最もポピュラーなのがもも肉やむね肉の間に輪切りのネギを入れた「ネギ間串」であり、鶏肉とネギが抜群のコンビネーションを見せるとした。
次に、個性的な食感と味を楽しむことができる内臓の部位として、ハツ、砂肝、レバーを挙げ、特にレバーはねっとりとした濃厚な味わいがクセになると伝えた。さらに、鶏肉を使った串焼きである焼き鳥ならではの楽しみと言える鶏皮串にも言及。やや焦げた外側はパリッとしていて、中からうまみをたっぷり含んだ油がしみ出すと紹介している。
そして最後に希少部位の1つである尻肉の「ぼんじり」を紹介。「初めて食べた時、そのうまさに飛び上がるほど驚いた。豊かな油分を含んでいて、咀嚼するとプリっとした触感を味わえる。ジューシーさとプリプリ食感の組合せは、非常に妙なる味わいなのだ」と評した。
記事はさらに、炭火が多用される焼き鳥コンロの上で行儀よく並んだ串の肉が音を立てながら焼かれていき、だんだんと焼き色がついていく様子を見ると、とても食べずにはいられなくなるとし、ビジュアル的にも非常に「おいしい」ことを伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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