以前に比べれば、中国人と日本人の距離感は縮まっているかのように感じられるが、それでも日中の国民の間にはまだ溝があり、日本人について深く知らない中国人は少なからず存在する。記事は、日本を訪れたり、仕事で日本人と接する機会があったりする中国人は増えているとしながらも、「実際のところ、日本人がどのような人たちなのか知らない中国人はまだ多い」と指摘した。
続けて、中国人から見た日本人の国民性といえば、まず「勤勉である」ことだとし、日本人は仕事に対して真面目に取り組むため、子どもが目を覚ます前に出社し、就寝後に帰宅するビジネスパーソンも少なくないと紹介。働きすぎであるという見方もあるが、日本人の勤勉さは戦後の復興とその後の経済発展に大きく寄与してきたことだと賞賛した。
次に、「時間を守る」のことも日本人ならではの国民性だと紹介。日本には「5分前行動」という言葉があり、日本人と会う約束をした場合には少なくとも定刻には約束の場所に到着しておかなければならないと指摘した。さらに、日本人は「個人よりも集団を優先すること」、困ったり、困惑したりした時に「笑う」ことも日本人の特徴であると紹介した。
日本人は時間に対して厳しいが、中国人の時間の感覚はアバウトであることが非常に多い。また、日本では確かに個人より集団が優先されるケースは多いが、中国人は個人主義の人が多いのも特徴的で、日本人と中国人は外見こそ似ているが、考え方や習慣は正反対である点も少なくないと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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