記事は、数日前に中国のネット上で日本のサルが冬に露天風呂に浸かって気持ちよさそうにする写真が注目を集めたとしたうえで、「真冬に温泉に入るのを好む動物はサルだけではない」とし、栃木県那須町の動物園で22日にカピバラがゆず入りの温泉に入ったことを紹介した。
1年のなかで最も夜が長くなる冬至は、中国の人びとにとってもなじみの深い日だが、冬至にまつわる風習は日本と中国で些か異なるようだ。記事は日本には「冬至の日にゆず湯に入ると、冬の間風邪をひかない」という言い伝えがあるとし、南米原産で日本の寒い冬が体にこたえるであろうカピバラにも冬至に合わせて200個のゆずを使ったゆず湯が用意されたと説明している。
そして、ゆず湯に浸かるカピバラの気持ちよさそうな表情や、ときどきエサのリンゴをかじる姿に多くの来場者が魅了され、競うようにして写真を撮影していたと伝えた。
記事はカピバラについて、世界最大のげっ歯動物である反面、その性格は穏やかであり、他の小動物とも平和に共存することができると紹介。その様子から中国のネットユーザーの間では「仏系動物」と称され、新たな人気者になりつつあるとした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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