この中国人旅行者は、日本で中国の北京ダックチェーン店・全聚徳に行ってみたそうだ。北京ダックは中国全土で愛されているが、庶民向けの屋台から高級中華料理店まで多様で、金額も味も様々だ。日本でも展開しているこの店は高級中華料理店として知られている。中国人が日本に進出している中国の高級チェーン店で北京ダックを食べたらどういう感想を持つのだろうか。
筆者は、北京ダックは中国全土でも食べられるが、国内外の旅行客は北京へ行ったら北京ダックを食べるものだと紹介。北京には数多くの北京ダック店があるが「本物の」北京ダックを食べたければ、こうした専門の店に行くのが妥当だと主張している。これは、「本物」を食べたければそれなりのお金を出さなければならない、という中国らしい考え方を反映しているのかもしれない。
では、中国人が日本でこの「本物の北京ダック」を食べてみたらどうなのだろう。記事は、味についての言及はなく、ただ「非常に高い」とだけ紹介している。レシートを掲載しているが、1万5000円程度であることがわかる。本場の北京ダッグを食べるために北京まで行くことを考えれば安いとしながらも、やはり高すぎると感じたようだ。
地元では普通の料理が、海外へ行くと高級料理となり高額で販売されるというのはよくあることだろう。中国でも日本料理店と言えば高級料理店が多いのと同様だ。記事では味についての感想はないが、中国人も本場の味と感じるのかどうかが気になるところではある。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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