中国メディア・東方網は16日、「また日本の若手選手がバルサに加入しようとしている、羨ましすぎる」とする記事を掲載した。

 記事はスペインメディアの報道として、スペインの名門クラブFCバルセロナが来月に、日本の新星で現在セレッソ大阪に所属する17歳のFW西川潤選手を獲得する可能性があり、正式に契約が交わされればBチームでプレーする見込みであると紹介。
実現すれば、安部裕葵選手に続くバルサBチームへの日本人選手加入になると伝えた。

 そして、バルサは昨年夏から「新たな久保建英」と呼ばれる西川選手に注目し続けており、昨年10月のU-17ワールドカップにもスカウトを現地に派遣して視察を行ったと説明。2月21日に18歳の誕生日を迎えて欧州のクラブと契約可能になるタイミングを待って、速やかに契約する見込みだとしている。

 記事は、西川選手について、U-17ワールドカップで2得点2アシストの活躍を見せ、日本のグループステージ首位突破に大きく貢献したとしたほか、昨年10月には世界で潜在力を秘めた新星選手60人の1人に選ばれたと紹介。中国の選手はこのリストに1人も入っていないことを「特筆すべき点」として伝えた。

 羨ましさのあまり嫉妬することを中国語では「酢を飲む」と言う。
その語源には諸説あるようだが、口の中が酸っぱくなるというのは嫉妬の気持ちをうまく表現しているように思える。そして、何とも言えない気まずい気持ちにさせられることは「レモンを食べる」と言う。こちらは広東語から来た言葉とのことだが、やはり口いっぱいに広がるレモンの強烈な酸味と渋みがやるせなさをよく表している。

 記事は、西川選手のバルサ加入の可能性を「レモンを食べる思い」と伝えた。これまでにも日本のサッカーを見て数多の「レモンを食べ」てきた中国のサッカーファンは、これからあとどれだけ酸っぱい思いをすることになるのだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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