日本在住20年という記事の中国人筆者は、日本には小さな公園が点在していて、どの公園にも重要な目的があると紹介。それは「防災拠点」としての役割だ。地震などの自然災害の多い日本では、その経験から災害が起きたときにまず家の近くの公園などに避難するようになったと伝えた。
公園によっては、特別な防災機能を備えた「防災公園」に指定されている場所もある。東京では22の公園が防災公園になっており、水道や電気などのインフラが寸断された場合でも利用できるマンホールトイレ、停電した場合でも公園灯を照灯できるソーラー発電、普段はベンチとして使用し災害時にはかまどに使えるかまどベンチ、水道などのライフラインがストップした時のための揚水ポンプ、地中に埋め込まれた防火水槽、応急給水槽、さらにはヘリコプター臨時離着陸場を備えた公園まである。災害の多い日本だからこそ、ここまで発展したと言えるかもしれない。
記事はまた、市民の憩いの場としても日本の公園は魅力的だとも紹介。日本の公園では当然の設備である「飲用水」も中国人には驚きのようだ。公園には様々な種類の木が植えられ、一年中緑であふれていて明るく、遊具もあって子どもを連れた親が集まってくるとその魅力を伝えている。
日本の公園には、中国の公園とはまた違った魅力があり、そのうえ防災としての重要な機能も備えている。
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