記事が挙げた理由の1つ目は、「観光資源が豊か」なこと。中国にも世界遺産などの観光資源は非常に多くあるが、旅行者に満足してもらえるような整備ができているかとなると別問題だ。日本の観光地はよく整備されていて環境が整っていると言えるだろう。2つ目は、「日本はどこでもきれい」で気持ちが良いことを挙げた。スモッグの中で生活している中国人にとって、きれいな日本は魅力的なようだ。
3つ目には中国と同じように「チップの習慣がない」ことを指摘している。欧州も魅力的な旅行先だが、チップを渡すことで良いサービスが受けられるというイメージがある。しかし日本はチップがなくてもサービス業のレベルが高いというのは素晴らしいことだと称賛している。
4つ目は、中国人も大好きな「日本アニメ」の影響で、アニメのイベントを目的に日本へ行く人も多いという。5つ目は「国宝」を見に行くのも日本旅行の醍醐味だと紹介している。記事の中国人筆者の印象としては、日本の3大国宝と言ったら「金閣寺、富士山、舞妓」で、とりわけ建物全体に金箔を張り付けている金閣寺は豪華絢爛だと絶賛。
日本にこれだけ中国人観光客が来ているということは、それだけ日本は旅行先として中国人にとって魅力ある場所だからだろう。記事の筆者は、中国人が「日本を罵りながら日本を訪問する」と矛盾を指摘しているが、多くの観光客は日本が嫌いでも一度日本に来ると日本が好きになって帰国するものだ。新型肺炎の問題が収まったのちは、ぜひまた多くの中国人に日本に来てもらい、日本の良さを知ってほしいものである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
新型肺炎で日本は「中国を応援するムード」、目が潤んでしまうじゃないか!=中国
日本人が乗る車って「どうしてサンルーフがついてないの?」
洛陽を模した京都、中国ネット「我が国の文化を残してくれてありがとう」=中国
一体どういうことなんだ? 日本では「ごみ」の中から現金が発見されることがあるなんて=中国
日本でしかできない体験を求めるなら「蚤の市」がおすすめ