記事は、もし日本と中国の料理対決をすれば、食材の調理技術だけでなく「料理人の包丁さばきも競われるだろう」と主張し、中華料理の達人は「中華包丁で豆腐を髪の毛の様に細く、胡瓜を紙の様に薄く切ることができる」と、包丁を扱う技術は中国の料理人も非常に高いと主張した。
さらに、中華料理の料理人は「刃の分厚い大きな鉄の中華包丁だけを巧みに使って、どんな食材も華麗に調理する」と指摘し、中華包丁で豪快に骨付き肉を断ち切ったかと思えば、同じ包丁で繊細な細工も行うと紹介した。
だが、日本料理の料理人は「食材によって異なる、数十本の包丁を使いこなす」と主張し、それゆえに日本の料理人は包丁へのこだわりが強く、彼らが愛用する包丁専門店にはあらゆる種類の包丁が取り揃えられていると紹介。「一流の日本料理人が持つ包丁は数十本を下らない」といい、食材の大きさや肉質が異なるように、それに合わせて専用の包丁を使い分けると説明したうえで、同じように料理をするにしても「日本料理と中華料理では包丁1つとっても、まったく違うことがわかる」と論じた。
中華料理は扱う食材の種類や数は非常に多いが、もし食材に合わせて包丁を使い分けるとしたら、たくさんの包丁が必要になるだろう。一方、日本の包丁の種類の多さは鍛冶職人や刃物研ぎ師の技術の粋でもあり、中国とはまた背景が異なると言える。いずれにしても、日本料理のようにたくさんの種類の包丁を使いこなすにしても、中華料理のように1本の包丁で様々な料理を作り上げるにしても共に高い技術が要求されるのは間違いないと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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