日本でも感染拡大を防ぐためにマスクなどが品薄状態となっているが、地方自治体や企業などは物資が不足している中国へ援助物資を送る動きが見られている。中国メディアの新浪は8日、中国からの謝意に対する日本のネットユーザーの反応を紹介する記事を掲載した。
記事はまず、中国では新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大により、世界各地から援助の手が差し伸べられていると紹介。とりわけ、日本と中国は隣国でその交流期間も長いゆえ、行政や企業そして個人から様々な援助物資が届いていて、中国政府も謝意を表明したほどだと伝えた。
続けて、中国側の謝意に対して日本のネットユーザーからは「日本語でのツイートに感動した」、「日中両国は1000年以上もの間交流が続いており、文化の交流も多い。これからも友好関係を維持して欲しい」といった声が見られたと強調した。
また、日本から送られた援助物資のラベルに「山川異域、風月同天(山河は違えど、同じ風が吹き、同じ月を見ている)」と記されていたことや、日本のいたるところで「武漢加油(武漢がんばれ)」と表示されていると伝えつつ、中国のネットユーザー上でも「今回の日本の行動には本当に感動した。感染が終息したら日本へ旅行したい」、「日本の行政と人びとの行動は迅速だった。非常に嬉しかった」など、日本に謝意を示す声が数多く寄せられたことを伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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