少子高齢化に伴い、さまざまな業界で人手不足が懸念されている現在の日本。その動向については将来同じ道をたどる可能性がある中国の世論も関心を寄せている。
中国メディア・環球網は12日、日本でロボットがお酒を作るバーが出現し、人手不足による影響緩和に一役買っていると報じた。

 記事は、今の世の中ではナビゲーション型ロボットに加え、ますます多くのサービス型ロボットが生活の中に入り込んでおり、人類にさまざまなサービスを提供してくれるようになっているとしたうえで、日本では近ごろ、ロボットのバーテンダーがお酒を造ってくれるバーが出現したと伝えた。

 そして、東京にあるロボット企業が開発、製造したバーテンダーロボットは40秒でボールをジョッキに注ぎ、1分以内にカクテルを作ることのできる手際の良さを備えているほかに、取り付けられた4つのカメラと人工知能により、サービスを受けている顧客の表情を分析し、サービスに対する満足度を把握することもできるとした。

 また、バーテンダーロボットの価格は900万円で、人間のバーテンダー1人を3年間雇うのとほぼ同じレベルだと紹介。「日本では高齢化の圧力が高まっており、ロボット技術の発展により労働力不足を解消する取り組みが積極的に行われている」とし、今年開かれる東京五輪でも大量のボランティアロボットが来場者や選手にナビゲーションサービスを提供する予定だと伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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