記事は、駐日中国大使館の報道官による記者との問答を紹介。
また、報道官の話として、広東省深セン市のゲノム関連会社と公益財団を通じて、日本の国立伝染病研究所に対してまとまった数の検査キットを緊急寄贈することになったと紹介した。
さらに、報道官が「ウイルスに国境はなく、国際社会が共に対処しなければならない。われわれは日本に対して力が及ぶ範囲で支援を続けるとともに、密接な意思疎通と協力を進め、手を携えてウイルスに打ち勝ち、両国民の健康上の安全と地域、世界の公衆衛生の安全を一緒に守っていきたい」と中国政府の姿勢を示したことを伝えた。
中国外交部は先日の記者会見で、日本での感染拡大について「わが身の事のように感じている」としたうえで、これまでの日本からの支援に感謝を示すと同時に、日本に対して可能な限りの支援や協力をする用意があることを表明した。また「すでに両国間ではアクションを起こしている」とも述べており、今回報じられた検査キットの寄贈も動きの一つと言えそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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