そんな中国人からすると、日本は感染が拡大しているにもかかわらず、日本人があまり焦っているようには見えないようだ。
記事は、日本政府があまり新型コロナウイルス対策を重視していないように見えるだけでなく、国民も非常に落ち着いていると紹介。その理由として「毎年花粉症が流行するので、以前からマスク着用や手洗いの習慣があり、公共の場所にアルコール消毒があるのが普通のことだった」ことを挙げた。また、新型コロナウイルス対策は「インフルエンザの予防法と同じようなもの」であるため、日本人にとっては慣れたものだとしている。
さらに「民間ではさらなる措置をすでにとっているが、中国の大きな動きと比べると目立たないだけ」とも分析。企業では在宅勤務を勧めていて、時差出勤も奨励しており、集会や会議などを自粛していると伝えた。また、災害の多い日本では小さなころから防災教育を受けているので、こういう状況でも落ち着いていられるのだとしている。
確かに、日本の対応を見るとマスクが品薄になるなどはあったものの、特別パニックになることもなく冷静に行動していると言えるだろう。これはマスクをしなかったという理由で拘束したり、マージャンをして集まっていたためにマージャンテーブルを破壊したりしてしまうような極端な対応もある中国とは大きな対称をなしている。
とはいえ、日本も感染拡大が続いており、夏のオリンピック開催を控えていることを考えると、落ち着いてばかりはいられないのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
パニックにならない日本人、新型コロナに対する態度が「我々と全然違う」=中国
間違えてたどり着いた日本の田舎、そこで見た光景に「仰天」=中国メディア
新型肺炎ではっきり分かった! 「日本は尊敬に値する国だった」=中国メディア
中国人旅行客が「まるで中国にいるかのようだ」と感じる日本の都市とは=中国
これが日本の豆知識「知らなかった・・・・日本がこんな国だったとは!」=中国メディア