国が異なれば文化や習慣も違って当然と考えるものだが、中国人にとって日本は同じアジアの隣国ゆえに、共通点の方が多いと考える人は少なくないようだ。それだけに、日本と中国の違いには大きな違和感を覚えるという。
中国メディアの今日頭条は27日、「中国人が理解に苦しむ日本人の習慣」について紹介する記事を掲載した。

 日中では共通する文化も多く、海外の他の国よりも馴染みやすいという理由で、仕事や留学先として日本を選ぶ中国人は多い。しかし、実際に日本で生活して見ると生活習慣や文化の違いに直面し、「なぜ日本人はこんなことをするんだ」と理解に苦しむ場面が多々あるらしい。

 記事はその例として、まず「日本人が頻繁にお辞儀をすること」を挙げ、挨拶や相手に敬意を表すという意味があったとしても、「あまりにもお辞儀の回数が多すぎる」と主張した。中国では「相手に頭を下げることはほとんどしない」ので、日本人のように頻繁にお辞儀をすることに抵抗を感じ、逆に相手にお辞儀されても戸惑ってしまうという。

 また、日本の店先や自宅前に置かれる「盛り塩」も中国人にとっては驚きの習慣であると指摘。
塩を調味料としてしか捉えていないため、日本では塩が「穢れを清める」意味合いを持っていることは、意味の説明を受けても中国人にとってはなかなか理解しがたいとしている。

 他にも、写真を撮る際の「ピースサイン」について、「自分を可愛く見せるポーズは他にもあるので中国人はあまりしない」としたほか、日本人は八重歯をチャームポイントと捉えて「歯並びを美しく矯正しようとしない」のも驚きだと論じた。

 それぞれの国には独自の文化や習慣があることは分かっていても、日中には共通点が多いと安心していた中国人が実際に日本で生活して見ると「違いは大きかった」と衝撃を受ける結果になるようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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