日本を訪れる外国人のうち、国籍別では中国人が最多である状況が長く続いているが、それでも欧米諸国からの旅行客も増加を続けてきた。では、欧米人は日本のどのようなところに魅力を感じているのだろうか。
中国メディアの今日頭条は21日、欧米人にとっての日本の魅力を紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本と言えば有名な桜や富士山、和食、きれいな国などのイメージがあるが、それだけではないと紹介し、英語圏のウェブサイトに投稿されていたという「欧米人が勧める日本の良いところ」を伝えている。

 例えば、日本の「トイレ」はタンクの上で手が洗えるようになっている、と紹介されていたという。日本ではごく普通のことだが、海外では節水になって素晴らしいと高い評価を得ている。他にも、野菜が「無人販売」されている治安の良さや、「災害」が起きても礼儀正しく列に並ぶ様子、空港で客の荷物を大切に扱ってくれることなども紹介。海外の空港では日本ほど客の荷物は大切に扱われないので驚くようだ。


 記事はさらに、日本独特のシステムである「交番」も、目立たないが市民に寄り添っていると称賛されていていると伝えた。さらに道に迷った人が交番で行き方を訪ねると「地図まで書いてくれる」と紹介、その親切さに旅行者は感動するようだ。交番は質素で小さく目立たないのも好印象らしく、税金をきちんと市民のために使っていると称賛している。

 記事は最後に、日本人は「まさに菊と刀」のようだと分析。これは70年余り前に米国の学者が自身の著書で分析したことだが、菊のように優雅で刀のように鋭い二面性は今の日本にも見られる、と西洋では興味を持たれているようだ。記事の中国人筆者は、日本は「まるで悪魔が産み落とした美しい女の子のようだ」と独特の表現で紹介。
中国人にとってもそうだが、日本は欧米人から見るとまた違った魅力が感じられるのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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