中国メディアの網易は19日、中国製品は世界中の人々に愛用されていると伝える記事を掲載し、「中国製品の質は本当に日本製にかなわないのか」と疑問を投げかけ、考察する記事を掲載した。
記事はまず、中国国内で生産された製品は世界に向けて輸出されており、その品質はかつてに比べて随分と向上したことを強調する一方、多くの中国人は「中国製より日本製のほうが高品質」と認識していると伝え、日本人自身も日本製品の品質の高さを誇りとしていると論じた。
続けて、日本人は日本製品の品質を誇りとすると同時に「製品の品質に対して厳しい目を持っている」と強調する一方、日本の各市場では中国製品が大きなシェアを獲得しており、冷蔵庫や洗濯機などの家電のほか、パソコンやスマートフォンなどのハイテク製品でも中国製が日本人に受け入れられている事実からすると、「中国製品は日本製に引けを取らなくなってきているのが事実だ」と主張した。
また、日本の企業はこれまで「匠の精神」を追及し、製品の質を向上させてきたが、それでは商品の価格を安く押さえることができず、現在の市場のニーズに対応できなくなっていると論じ、これも中国製品が日本で受け入れられるようになっている理由の1つだと論じた。
確かに中国製品は安い価格で販売されている。近年はコストパフォーマンスの高さを競争力としており、日本企業にとっては非常に手ごわい存在になっているのは事実だろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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