記事は、生鮮市場はどの国においても、国民の食生活を支える重要な場所だと指摘する一方、生鮮市場をどのように管理するかは国や地域によって大きな違いがあると説明。
この点で、中国の生鮮市場にはあらゆるモノが売られているという特徴があり、特に外国人旅行客たちを引き寄せる魅力となっていると主張する一方、日本の生鮮市場には「清潔さ」という大きな魅力があり、この点で日本の生鮮市場は「非常に高く評価されている」と強調した。
しかし、中国人は常日頃から「雑然とした」生鮮市場での買い物に慣れており、不特定多数の人が訪れる場所でもあるゆえに、日本人が一体どのようにして生鮮市場を清潔にし、またその状態を維持しているのか不思議に思う中国人は多いと指摘。では、どのようにして日本人は生鮮市場を清潔にしているのだろうか。
この問いの答えについて、記事は「日本人一人一人のモラルが非常に高い」という点が関係していると説明。それゆえ生鮮市場内のどの場所においても、商品は整理されて陳列されていると称賛。また生鮮品は売り場に陳列される前に、まずきれいに水洗いされ、その後ラップフィルムで丁寧にラッピングされると紹介。こうした努力が払われているため、日本の生鮮市場は訪れた人にとって見た目も美しく、また衛生的にも優れていて、日本の生鮮市場で買った野菜であれば「洗わずに直接調理できる」と論じた。
日本の生鮮市場で買った野菜が「洗わずに直接調理できる」ほどにきれいに見えたとしても、実際には洗ったほうが無難であることは間違いない。しかし、中国の生鮮市場で買った野菜を「洗わずに調理する」のは、非常に不衛生であるゆえに絶対に避けたほうが良いのも間違いないだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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